福島県にある二岐温泉は、「秘湯」という造語が作られた場所だ。
作ったのは大和館という温泉宿であるが、この大和館は「日本秘湯を守る会」には加盟していない。
しかし、この大丸あすなろ荘の館主が「日本秘湯を守る会」の会長である事は何か因縁めいていて面白い。
大丸あすなろ荘は、二岐温泉の中でも比較的綺麗な宿だ。
しかし、秘湯ムードはかなりある。
渓流沿いのある露天風呂は秋には紅葉、冬には雪見露天風呂を味わえる。初夏には新緑を味わえる趣ある露天風呂だ。
名物のお風呂は、自噴する混浴内湯だ。
今は都内からでも、新幹線とバスで1泊2日の旅行にちょうど良い温泉地となっている。でも行くのなら車で行って近隣の大内宿や塔のへつりも是非とも見学してもらいたい。また、会津城へのアクセスも悪くは無い。
一度は訪れて欲しい温泉だ。
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