祖母谷地獄へは富山の黒部峡谷トロッコ電車の終点 欅平駅から歩いて1時間ほどの距離がある。有名な観光地ではあるが、ここまで歩いてくる人は稀である。
唐松岳、白馬岳への登山道でもあるがこのルートを使う人も多くはない。
川の至る所でお湯が噴き出している。
先人が作った湯船を見つけて入る。
油断をしていると熱湯がお尻や足に直接かかり
うぉあっち! あっち~!うぎゃ!
と叫んでしまう。
しかし、誰もいないので恥ずかしくはなかったが、淋しい。
叫んでもひとり
尾崎放哉の心境とまではもちろんいけないが、何となく思いついた言葉だ
咳をしてもひとり
しかし、こういう野湯は面白い!
大自然の中、本当の天然温泉に入るのは格別だ。
硫黄の匂いがあちこちからしてきて、温泉らしさを醸し出している。
源泉温度が90度を超えているため、源泉そのものを触れば当然火傷をする。
気をつけて入らないと本当に危険だ。
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